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3/20-23 Mt.Rishiri 仙法志第二稜

2018年 05月29日 22:11 (火)


白く美しい仙法志稜

◆18日(斜里岳〜稚内)
胃を痛めて北壁を抜けると、ギラギラと降り注ぐ陽射しが待っていた。
さっきまで斜里岳北壁にいた私たちは、太腿をプルプルさせて車の周りに利尻用のギアと7日分の食糧を広げていた。
その日のうちに稚内入り。壁よりも移動時間の方が長い1日だった。
天気予報では今晩より強風及び時化が約束されていた。

◆19日 carbo loading(稚内 停滞)
AM5時頃、テントの外は風が強い。ハートランドフェリーの運航状況ページにかじり付くと【欠航】の二文字。
予定通りに土曜日から利尻入りしていたら風に叩かれ大変だったろうと思い、再び夢の中へ向かう。
副港市場でひとっ風呂浴びて大王本店でラーメン食べる。UNOを持っていくかはギリギリまで悩んだ。

◆20日 入島 (稚内〜大空沢)
起床と共にまた【欠航】の二文字。もう稚内は飽きた。午後便が運航との事で、ようやく午後に無事出航。物凄い縦揺れに思わずパートナーを見る。彼もこちらを見てニヤリと笑う。岳ちゃんは本当にヤバい時、いつもこんな風にニヤリとするのだ。
利尻入島、タクシー移動。今年は雪がとても多い。
しおり橋発16時半、バリずぼワカンで三時間、co550あたりをC1とした。
スノーモービル跡をトレースすることが出来なければ、吹き溜まりをラッセルであった。

◆21日 第二稜 (大空沢〜co1460)
6時、ワカンをはいてC1からすぐ二稜へ取付く。稜上に出るとアイゼンピッケル。白い西壁を望む。白くてデカくて威圧感あり、Bフェースからローソクリッジへの狙いのライン、ブったち、除雪、大変そうだ。
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大空沢側を歩けば風が冷たく、稜を挟んで一稜側を歩けば風はパッタリと止み陽射しに足元は腐っている。寒かったり暑かったりと忙しいが、快晴で西壁へ向かう歩みは心地よい。
JPへは迷ってしまい変な所を登る所であった。小一時間のロス、日頃運動不足のためヘロヘロ、そんな時にパートナー便意を催す。ナイスタイミングで小休止。壁の中や際どい所を登っていると、いつもその時は訪れる。おかげで、パートナーとなる者もキジ打ち及びビバーク適地を探す目はとても冴えている。
吹いていた西風は夕刻頃南風に変わる予報であった。14時頃、co1460コル南面にブロック積んでC2とした。南へのびる尾根も風からコルを守ってくれた。腹を満たして早めに落ちる。ここは第1ギャップだったのだろうか。ここまでロープは一度も出す事はなかった。
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◆22日 バットレス (co1460〜長官小山)
東雲の淡い空とヘッドランプでコルから立ち上がる目の前の壁に取りかかるも、行けない事はないがなにか違和感を感じ引き返す。戻ってコル(第1ギャップ?)から大空沢へクライムダウンし壁際の雪壁をトラバース、雪壁を4Pでコルに着く(第2ギャップか?)。だとすると目の前のステゴサウルスの背中みたいなのは小屏風岩だったのだろうか。ここもリッジ上を行けなくはないが、どうも雪壁歩きにシフトしてしまう。一週間前に降った雨はさらさらシュガーの層となっていたが全体的には安定していた。
マオヤニ沢側傾斜のある雪壁をクライムダウンしローソク岩とのジャンクションへ雪壁を登る。時間と体力はけっこうロスしたが、ここまでのルートファインディングはとても面白かった。一般的にトレースされているのは何処だったのだろうという事は大した問題ではない。
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極力ロープは出さずに時間を気にして行動をする。マオヤニキレットへラッペルしてからロープを解き、ヘロヘロになってP2まで。再びロープを出しP1肩へルンゼを1P、バットレス眺めて大休止。バットレス基部の埋もれた残置ロープに二年前の記憶が蘇る。

バットレス1P目は高橋リード。振り返ってニヤリとするも、除雪と脆いバットレスに頑張ってロープを伸ばしてくれた。
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ハイマツテラスの下で刻み、そこから板橋が2Pいっぱい伸ばしてS字ルンゼ抜け口まで。バットレスを抜けると東の風に叩かれる。祠の埋まった山頂を踏んだのは18時。
飛ばされそうになりながら、東側に頭を傾けた二本のマッチ棒はよろよろと長官小屋に転がり込む。当初西壁への継続を計画していたが、とんでもない。再び風が強まる予報もあり長官小屋へ逃げる事で意見はすでに一致。あのラインはいつかトライしたい。
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◆23日 遠足は帰宅するまで (長官小山〜下山〜帰札)
稚内では定例のまつお食堂に立寄った。ここは地元住民に愛されている食堂のようでオススメ。
食事といえば計画書の食料計画。最終日の夕食の欄に「板橋家」の文字があることに家内から知らされていた。それを計画したパートナーの胃袋を満たして、ようやく1200㎞のロングドライブが幕を閉じた。
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3/17-18 斜里岳北壁 つるんのぺろん

2018年 05月29日 21:46 (火)


つるんのぺろんライン

利尻の代替案として、はたまた利尻下山後の日数消化で計画していたが、先にこっちに来て正解だった。
快晴、流氷をバックにしてのクライミングはサイコーでした。

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斜里岳北壁

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C1 

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北壁アプローチ

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基部トラバース 雪の状態は上々。
玉石沢から突き上げるにはこの状態がベストかもしれない。

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1P ベルグラにはペッカーしか効かず。もはやペッカーも効かず。非常に胃が痛い。

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2P快晴ピークへ向けて

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360°絶景でした。

下山のスキーに太腿プルプルさせて、利尻へドライブ。

3/3-4 OBOKO

2018年 05月29日 21:20 (火)


道外出張から夜帰札し、パッキングを終えて家を出る。
2018年のOBOKOは弾丸山行。

案の定こちらも雨なり。
壁の上にはBomb多数。
運任せクライミングはノーサンキューということで、びびって退散する北稜クラブの30代。

貴重な睡眠時間ゲットで少なくとも私は歓喜した今年のOBOKO。

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やる気満々。意気揚々。燃える30代。

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雪洞崩壊

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壁から爆弾投下。デブリまみれ。

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また来年。

2/24 収穫の日 

2018年 03月09日 15:09 (金)


利尻登攀のようなアプローチ、個性的で変化に富んだ氷。dzさんとは三週連続、懲りずに通った。
ここは色々と惹きつけられるものがある。

今回はいつもの青年GTとK山さんが参戦し、dz-K山Pは新たに2本、私たちは1本登りました。

私たちは、エリアで1番太いであろう氷瀑へ取り付く。
先輩はコレをデカマラ(素晴らしく当会らしいネーミング)と呼び続けていたが、残念ですが不採用です先輩。

dz-K山Pは悪そうなクラゲ家族を登ってしまった。
やっぱり先輩方は強い。

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アイスチムニー

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葛飾北斎 沖浪裏の様なICEへ。 波乗りビビる。

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蝦夷の沖浪裏(2つ目)貫通式

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氷が湧き出るICE ridge

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2P 65m 板橋、高橋

2/18 Newエリア 

2018年 03月09日 14:48 (金)


あわあわ氷。エリア最小最難アプローチの氷。

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玄人向けのアプローチの氷。